パンを作るのに必要な主材料についてはお話しましたが、次は副材料について♪
主材料についてはこちら → たったのこれだけ!?パンの主材料は4つ(゚∀゚)
副材料とは、主材料以外の材料のこと!
よく使われるのは砂糖やバター、卵、牛乳などかな(゚∀゚)
他にも混ぜ込むナッツやドライフルーツ、パウダーなども副材料だよ!
副材料をプラスすることにより、シンプルなパンから風味のあるリッチなパンになります(*´ω`*)
今回はよく使用される砂糖、バター、卵、牛乳について説明していきます!
砂糖
砂糖の役割
・パンを甘くする
・パンに焼き色や香りをつける → 量が多いほど焼き色も濃くなる
・パンを膨らませる
・しっとりさせる
・パンの劣化を遅らせる → 固くなるのを遅らせる
良いことばかりだからたくさん入れちゃえ!と思うかもしれませんがそれは×
砂糖はだいたい全体の5~10% (10%を超えると発酵力が衰えてしまう)
なので菓子パンなどで多めに入れたい場合 ( 15%以上 ) は耐久性イーストを使用したり、発酵の時間を長めにしたりする必要があります。
お砂糖は何を使ってもいいの??
砂糖にも色んな種類がありますよね!
上白糖や三温糖、グラニュー糖、きび砂糖、黒糖などなど、、、
結論から言うと、5~10%の量なら黒糖以外はそんなに違いは感じない!私はね(笑)
黒糖はミネラル豊富で濃厚なコクがあって美味しいけど、黒糖感が強いので普段使いではなく、黒糖パンとして使うのがよいかと!
ちなみに私は、普段の料理で三温糖かきび砂糖を使うことが多いから、パンでも同じものを使っているよ!
バター
バター(油脂)の役割
・パン生地を伸ばしやすい状態にする
・成形しやすくする
・パン生地の水分蒸発を防ぎ、老化を遅らせる
・風味をよくする
・パンを柔らかくする
無塩バターと有塩バターはどちらを使えばいいの?
パン作りで使用するのは、基本的にはバター本来の風味を感じることができる無塩バターです。
でも家に有塩バターしかない!って方も多いと思います。
そんな時は有塩バターでも大丈夫!レシピによくある150~200gの粉量でバター15~20gくらいなら、レシピの塩をほんの少し減らすくらいで普通に焼けます(^^)/
私も今は無塩バター常備しているけど、昔はそんなに気にせず有塩バターを使ったりしてたよ( ̄▽ ̄)バターの量が多いパンはさすがに塩辛くなってしまうから、レシピ通り無塩バターを使おうね!
卵
卵の役割
・パンの風味をよくする
・焼き色をよくする
・パンの老化を遅らせる
・栄養価UP
・パンの膨らみを助ける
卵黄…パン生地を柔らかく膨らみやすくする
卵白…パン生地の骨格を強くする(しぼみにくくなる)
卵白のタンパク質は加熱すると固まるため、入れすぎるとパンが固くパサパサになる
全卵を使う場合、卵黄と卵白はしっかり混ぜてから使おう!
牛乳
牛乳の役割
・焼き色をよくする
・ミルクの風味がでる
・栄養価UP
水分量100%の水に対して、牛乳は水分量が90%で固形分が10%
水の代わりに同量の牛乳を使用すると、締まった感じがして少し固く感じます。
なので、牛乳を使用する時には水分量を調整する必要があります。
例えば、水130gを牛乳に置き換えたい場合
牛乳は水の1.1倍の量が必要だから
【 130×1.1=143 】
牛乳は143g必要ということになるよ!
まとめ
今回は砂糖、バター、卵、牛乳について説明しましたが、副材料はこの他にもさまざまなものがあります!色んな組み合わせで、色んな種類のパンが作れちゃいますよ♪
それぞれの特徴を理解して自分好みのパンが作れるようになってくると、とっても楽しいし嬉しい(^^)/
これだからパン作りはやめられません(*´ω`*)
私もまだまだ知らない組み合わせがたくさん!これからもっと色んな種類のパンに挑戦していきたいな~
(*^^*)
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